ハドソン川の奇跡：好きなもんはしょうがない!：SSブログ

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ハドソン川の奇跡　[映画] [編集]

9月24日から公開が始まった映画『ハドソン川の奇跡』。

監督クリント・イーストウッド、主演トム・ハンクスということで、
これは外さないだろうと楽しみにしてました。

題材は、2009年1月15日に起きたニューヨーク・ラガーディア空港離陸直後のエンジントラブルにより、
ハドソン川に不時着しながら乗客全員が生還した航空機事故を描いたもの。

この事故については、日本でも沢山報道されましたし、
その後もバラエティ番組で再現ドラマも作られて有名な話ですね。

ワタシは、報道とかを見て、サレンバーガー機長の英雄的な扱いしか知りませんでしたが、
その裏で国家運輸安全委員会との激しいやり取りや自身との葛藤があったんですね。

どんなに高度なコンピューターや機材を使っても完璧なシミュレーションはできない、
突発的な限られた時間の中では経験と的確な判断に勝るものはないと感じます。
本当にシミュレーションをしようとするなら、機長の40年以上の経験の全てを
データにしないといけないのかもしれません。

そして映画でも語られますが、全員が助かったのも、
全ての人がベストを尽くし生まれた「奇跡」なんでしょうね。

映画の冒頭、エアバスがニューヨークの街中をスレスレにビルの合間なんかを飛んで、
それは脚色のし過ぎだろうと思いましたが、単に機長の悪夢でした。^^
でも、そうなりえる可能性もあったという意味で冒頭でのインパクトは強いです。

さすがというか、クリント・イーストウッド監督の物語の組み立て方、
事故の数日間の話ですが、本当に素晴らしいです。