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スターリングラード大進撃 ヒトラーの蒼き野望 [映画]

お盆休みに突入しましたが、しばらく雨続き。
新型コロナも第5波が拡大して、お手上げ状態。

そんななので、ワタシは家で篭ってますが、
この機会の無料配信の映画を見まくってます。

で、見た物の一つに、『スターリングラード大進撃 ヒトラーの蒼き野望』という
2015年公開のロシア映画があります。



日本での発売元が彩プロなんで、邦題はデタラメです。w
邦題からは1942年の東部戦線でのドイツ軍の夏季攻勢『ブラウ(青)』作戦の全貌を
描いてるのかと思ってしまいますが、そんな話ではありません。

設定的にはこの時期ですが、ストーリーの主役はロシア側となります。
ロシア映画なんで当たり前ですが…。

師団全滅の責任を負わされ銃殺刑のため独房に入れられたオガルコフ中尉と
その監視役のズラバエフ兵卒。

攻勢・包囲するドイツ軍と撤退するソ連軍で混乱状態の中、
彼らも本隊目指しての脱出劇が展開します。

最近のロシア映画なので、
昔のソ連映画のようなプロパガンダ色も無く、
特にメッセージ性も無いです。

ズラバエフは中央アジアorモンゴル系なのか日本人っぽい顔つきで、
1941年に日本が米英に参戦した事によりシベリア方面のソ連軍が
人員不足の対ドイツ戦に使えるようになった影響かもしれません。

脱出の中で芽生える人種・育ちの違う二人の友情が話の中心となってます。

戦闘シーンは、結構、派手でT-34/76や改造KV-2重戦車なんかが出てきます。
ドイツ軍はT-55改造の頭でっかちな4号戦車ですな。

この4号戦車はいろいろ使われているようで
ロシア映画のトレーラーでちょくちょく見ますね。

ただシュルツェン付きの4号戦車は1942年当時には無かったので違和感あります。

残骸にT-34や3号戦車なんかが置かれていて、
まだまだロシアの大地には沢山残されているのかもしれません。

邦題に騙されなければ、戦争の理不尽さや残虐さ、
ソ連軍の硬直した組織体系も描かれていて良い作品だとは思います。



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