戦場でワルツを：好きなもんはしょうがない!：SSブログ

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戦場でワルツを　[映画] [編集]

アカデミー賞で『おくりびと』の対抗馬として日本でも話題になった映画『戦場でワルツを』を見てきました。

単館の大人しいめな上映。
しかし、映画館は、アカデミー賞など話題になったためでしょう、また、邦題のイメージやアニメの斬新な手法でマイルドさを出しているのか、若い人も含め、結構な人が入っておりました。

でも、この映画、非常にディープな題材で、背景が分からないとチンプンカンプンな映画です。

まず、『戦場でワルツを』はイスラエルの映画。
イスラエルは、ご存知の通り、近隣の諸国とは対立していて、特にパレスチナとは未だに解決の糸口さえも見つかってません。
この辺は、書き出すと長くなるので、省略。

この映画は、1982年に起こったレバノン戦争での虐殺事件を題材に、従軍した監督自らの体験も踏まえイスラエル軍兵士の心の傷を描いてます。

アニメにする前に、ドキュメンタリーとして録っているんでしょうかね。
それをアニメーションにすることで、さらに自由な表現力を身に着けた感じ。

そして、虐殺をソフトなタッチで追っていくが、ラストではその分、残酷な事実をより強烈な印象に変えている。