前原嘉藏 [雑記]
今夜から再びNHK大河ドラマ『青天を衝け』が
パラリンピック期間中の中断から再開ですね。
ワタシ的には21世紀に入ってからの大河ドラマではNo.1だと思ってます。
(それまでは『篤姫』ですかね。)
大森美香が同じく脚本の朝ドラ『あさが来た』もそうですが、
主人公だけで無く、様々な人々の群像劇として
その時代を描いているのが素晴らしいです。
これから『あさが来た』とも話が重なっていくのですが、
明治の渋沢栄一からも目が離せませんね。
で、本題。
前原嘉蔵(巧山)という幕末の人物を知っているでしょうか?
この人物はあまり知られていませんが、純国産の蒸気船を作った人です。
(初の国産蒸気船は薩摩藩の雲行丸)
面白いのが、宇和島藩主の伊達宗城が村田蔵六(後の大村益次郎)に
蒸気船を作るよう命じられ技術者を探していた時に、
元々、宇和島城下で提灯の貼り替え職人だった嘉藏が、
ただ手先が器用だからとの事で選ばれたのが始まりだった事。
その後、長崎への3回の留学、図面の書き写しに試作を重ね1858年に完成させます。
ペリーの黒船来航(1853年)からおよそ5年での快挙。
嘉藏の吸収力・努力と研究熱心さが生んだ賜物でしょう。
『青天を衝け』を見ても思いますが、幕末から明治での急速な近代化には、
日本中に身分に関わらず沢山の人々のパワーが1つになって
成し遂げたのだと思いますね。
前原嘉藏については司馬遼太郎の『酔って候』収録の短編「伊達の黒船」や
先日亡くなられた漫画家みなもと太郎の大作『風雲児たち 幕末編』でも描かれてます。
その他、大河ドラマでは大村益次郎を中心に幕末の人間群像を描いた『花神』でも
愛川欽也が演じていますが、現在残っているのは総集編のみとなってるようです。
スポンサードリンク
パラリンピック期間中の中断から再開ですね。
ワタシ的には21世紀に入ってからの大河ドラマではNo.1だと思ってます。
(それまでは『篤姫』ですかね。)
大森美香が同じく脚本の朝ドラ『あさが来た』もそうですが、
主人公だけで無く、様々な人々の群像劇として
その時代を描いているのが素晴らしいです。
これから『あさが来た』とも話が重なっていくのですが、
明治の渋沢栄一からも目が離せませんね。
で、本題。
前原嘉蔵(巧山)という幕末の人物を知っているでしょうか?
この人物はあまり知られていませんが、純国産の蒸気船を作った人です。
(初の国産蒸気船は薩摩藩の雲行丸)
面白いのが、宇和島藩主の伊達宗城が村田蔵六(後の大村益次郎)に
蒸気船を作るよう命じられ技術者を探していた時に、
元々、宇和島城下で提灯の貼り替え職人だった嘉藏が、
ただ手先が器用だからとの事で選ばれたのが始まりだった事。
その後、長崎への3回の留学、図面の書き写しに試作を重ね1858年に完成させます。
ペリーの黒船来航(1853年)からおよそ5年での快挙。
嘉藏の吸収力・努力と研究熱心さが生んだ賜物でしょう。
『青天を衝け』を見ても思いますが、幕末から明治での急速な近代化には、
日本中に身分に関わらず沢山の人々のパワーが1つになって
成し遂げたのだと思いますね。
前原嘉藏については司馬遼太郎の『酔って候』収録の短編「伊達の黒船」や
先日亡くなられた漫画家みなもと太郎の大作『風雲児たち 幕末編』でも描かれてます。
その他、大河ドラマでは大村益次郎を中心に幕末の人間群像を描いた『花神』でも
愛川欽也が演じていますが、現在残っているのは総集編のみとなってるようです。
中村梅之助主演 大河ドラマ 花神 総集編 全4枚【NHKスクエア限定商品】
- 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ
- 発売日: 2021/09/12
- メディア: DVD
花神 上・中・下巻 全3巻セット (新潮文庫) [文庫] by 司馬 遼太郎 [文庫] by 司馬 遼太郎 [文庫] by 司馬 遼太郎 [文庫] by ...
- 作者: 司馬 遼太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1976/09/01
- メディア: 文庫
スポンサードリンク
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタインの理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズムにんげんの考えることを模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。
by 錦の御旗とことんやれ (2024-02-19 22:28)