エディ・マーフィが二役のマイナーなコメディー [映画]
先週末、「ビッグ・ムービー」という映画制作を題材にしたコメディ映画を見る。
真夜中なのにゲラゲラ笑いました。
この「ビッグ・ムービー」、主演はスティーブ・マーティン。
金は無いけど映画が撮りたいプロデューサー兼監督のボウフィンガー(スティーブ・マーティン)は、大スターのキット(エディ・マーフィ)を彼が気付かないうちに出演させて、彼主演でSF映画を作ろうとする。
その撮影でのドタバタがとても笑えます。
そうこうするうちに、キットがノイローゼになって姿を消すので、ボウフィンガーは代役を探すことに…。
この映画、ハリウッドを徹底的に皮肉を込めてコメディにしている。
金とコネを持っている一部の人間が牛耳っている業界、大スターはその地位がゆえに不安やコンプレックスから新興宗教に没頭したり。
また田舎から出てきた小娘(へザー・グレアム)が、ヘタクソな演技にもかかわらず、共演の男優・脚本家・監督と次々に男を変えて、自分の出番を増やし、また地位を上げていくのも面白い。
そして、見ものはエディ・マーフィの二役。
スターのキットの神経質ぶりとマシンガンのようなしゃべり。
一方のさえない男の演じ分けは、ちょっと大げさ過ぎだが、さすがに芸達者。
テレビでは英語・日本語字幕だったが、その方がテンポが伝わって良かった。
他の役者たちも素人ッぷりヘタクソっぷりな演技が面白い。本当は上手な役者たちなんだろう。
基本的にベタなアメリカ流のコメディーでありますが、もっと日本でも大きく取り上げても良かったのにとも思う。
もうDVDは廃盤なんだろうか?
中古で探して見ようかな。
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